メッセージ
髙野 祐一

講師
髙野 祐一
●卒業大学:昭和大学
●専門分野:胆膵疾患 の診断・治療
ERCPにあこがれて
平成19年卒業の髙野祐一と申します。胆膵班に所属しています。研修医時代にERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)を行う先輩をみて「この手技をやりたい!」と強く思いました。胃の中でたわんだ内視鏡を十二指腸で華麗にストレッチする動き、胆道ドレナージ後に劇的に改善する患者さんの病態に魅了されたのでした。
現在ほとんどのERCPは治療目的に施行されます。その適応は総胆管結石・胆管狭窄に始まり胆汁漏・急性胆嚢炎など幅広く、術後再建腸管においても小腸鏡を用いたERCPが施行されるようになりました。近年ではEUS(超音波内視鏡)関連手技の発展も目覚ましいものがあります。具体的にはEUSによる組織採取やドレナージが広く施行されており、胆膵内視鏡医が活躍できる場は広がっています。
ERCP、EUSともに非常に繊細な技術が必要で一人前になるには時間もかかります。その分、いったん身に着けてしまえば医師として強力な武器になります。もちろんERCP・EUS関連手技には一定のリスクが伴います。リスクとベネフィットをよく考え、患者さんにとって本当の意味で最善の治療を提供することを胆膵グループでは目指しています。

藤が丘でお待ちしています!
藤が丘病院は大学病院の分院ですが、救急医療にも力を入れており消化器のcommon diseaseを多く診療しています。とくに研修医・専攻医時代は医師として基礎をつける時期であり、ある程度の症例数をまとめて経験することが大切です。藤が丘では効率よく多くの症例を経験することで、消化器専門医として確実な力を身に着けることができます。また卒業大学による派閥などもありませんので、昭和医科大学以外からたくさんの先生に入局していただいています。臨床が好きで本当に実力をつけたい先生は、是非藤が丘病院にいらしてください。
最後になりますが、消化器内科では学会・論文活動にも力を入れています。論文を書くことは本当に小さなことでも新しいことを見つけていく作業です。論文を書くことで臨床医としての能力もあがりますし、なにより日々の診療が楽しくなります。わたしの所属する胆膵グループの先生たちには内視鏡で手を動かすだけでなく「論文を書くことで」手を動かしてほしいと伝えています。今後も臨床・教育・研究にバランスよく力を入れて頑張っていきたいと思います。

※掲載内容は2026年4月時点の情報です。
