メッセージ

髙野 祐一

_S2A0231.jpg

講師

髙野 祐一

卒業大学:昭和大学
専門分野:胆膵疾患の診断・治療

ERCP・EUSの二刀流を目指す

 平成19年卒業の髙野祐一と申します。胆膵班に所属しています。研修医時代にERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)を行う先輩をみて、「この手技をやりたい!」と強く思いました。胃の中でたわんだ内視鏡を十二指腸で華麗にストレッチする動き、胆道ドレナージ後に劇的に改善する患者さんの病態に魅了されたのでした。
 現在ほとんどのERCPは治療目的に施行されます。その適応は総胆管結石・胆管狭窄に始まり胆汁漏・急性胆嚢炎・膵石など幅広く、術後再建腸管においても小腸鏡を用いたERCPが施行されるようになりました。近年ではEUS(超音波内視鏡)関連手技の発展も目覚ましいものがあります。具体的にはEUSによる組織生検やドレナージが広く施行されており、胆膵内視鏡医が活躍できる場は広がっています。
 ERCP、EUSともに非常に繊細な技術が必要で一人前になるには時間もかかります。その分、いったん身に着けてしまえば医師として強力な武器になります。真の意味で胆膵内視鏡のエキスパートになるために、藤が丘病院胆膵班ではERCP・EUSの二刀流を目指しています。

昭和大学藤が丘病院 消化器内科 高野祐一

手を動かして患者さんに還元しよう

 胆膵班には手を動かす治療がたくさんあります。自分の手で患者さんを治療し、元気になっていただく喜びは他では経験できないものです。また胆膵手技はチームワークが大切。一人では完遂できない治療も多いだけに、助手と気持ちを一つにして治療をやりとげることで仲間の大切さを実感できるところも大きな魅力です!
 最後になりますが、胆膵グループでは学会・論文活動にも力を入れています。グループの先生たちには内視鏡で手を動かすだけでなく「論文を書くことで」手を動かしてほしいと伝えています。いくら優秀な先生でも自分の手で救える患者さんの数には限りがあります。論文を書くことで同じ疾患に悩む世界の患者さんの一助になれるよう、今後も頑張っていきたいと思います。

昭和大学藤が丘病院 消化器内科

※掲載内容は2021年12月時点の情報です。